「伝えたこと」と「伝わったこと」

2020.10.01

「手を打てば鯉は餌（え）と聞き鳥は逃げ、女中は茶と聞く猿沢の池」

以前日経コラムで奈良興福寺貫首が紹介されていた古歌であります。

正に三者三様、受け取り方の違いを巧みに言い表されたもので感心致します。

それだけに伝える側にはその意図を十分に伝えるための工夫と責任があり、

そしてまたチャンと伝わったかどうかという検証も必要であります。

先月当社では毎年年2回行っているISO９００１内部監査が行われました。

ISOでは当初からコミュニケーションの重要性が強く強調されております。

コミュニケーションは決して一方通行ではなく、『双方向』であります。

社内間はもちろんのことでありますが、お客さんとの「コミュニケーション」をいつも磨き上げて「ツー」と言えば「カー」と言える心がけに勤めております。

この時期、今までのような対面面談の機会はナカナカ取れにくくなっておりますが、ネットもうまく使いこなしながら、更に効率よくサービス向上を図っておりますので、『双方向』に繋がるお声がけをどうぞ一層よろしくお願い致します。

　相談役　玉西敏雄