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ヒアリ(Solenopsis invicta)
2017.08.01
平成29年5月26日に兵庫県尼崎市で発見された蟻が、6月9日に特定外来生物「ヒアリ」であると国内で初めて確認されました。
ヒアリは南米原産で体調は2~6mm程度、体色は主に赤茶色の有毒のアリです。世界では北米や中国、フィリピン、台湾等にも外来生物として侵入・定着しており世界各地で大きな問題となっています。
・刺されるとアルカロイド系の毒(※ソレノプシン)によって激しい痛みを覚え
水泡状に腫れ、場合によっては呼吸困難や意識障害等を起こします。
・刺された直後の対処としては、20~30分程度安静にして体調の変化がないか注意。
(※症状が悪化しない場合でも病院で受診して下さい。)
・症状が悪化した場合は、一番近い病院(救急受入れのある病院が望ましい)で
「アリに刺された事」「アナフィラキシーの可能性」を伝え治療してもらう。
・ヒアリ駆除には「殺虫剤(液剤)散布」「熱湯をかける」「ベイト(毒餌)剤を使用する」等ありますが、環境省は殺虫剤を使えば在来種にも影響する為、「むやみに殺虫剤を使わず、疑わしい場合は地元自治体に連絡を」と呼びかけています。(アース製薬の7月殺虫剤出荷量は前年比2倍で更に増産するそうです)