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おばあさんの教え!
2015.11.01
2015年ノーベル賞は2人の日本人の方が受賞し、日本中が喜びにわき上がりました。その中の一人、生理学・医学賞を受賞された大村智氏の受賞会見での話に大変感銘を受けました。
会見の中で「ポリシー、座右の銘は?」と聞かれ、「祖母から『人のためになることを考えなさい!』と繰り返し聞かされてきた」と話されました。 研究の分かれ道になった時は「どちらが世の中のためになるか」と考え、研究を続けてこられたそうです。
大村氏の薬の開発関連の特許料は莫大な金額になるそうです。しかし本人は「食べるだけで十分」と、研究所の経営再建や病院建設、美術館建設に自費を投じるなど祖母の教えをそのまま実行してこられたそうです。 人は成功を掴もうとしたとき、その先に待っているのは「本当に人の役に立つことだろうか?」と考える余裕を持つことが本当の意味での「成功」には必要なのかもしれません。
また 自分自身が、子どもにそして孫に「人生の道しるべとなる言葉を口癖として語りかけることが出来てるだろうか?」、そんなことを考えさせられました。