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登山ブーム

2014.10.01

健康志向の高まりと深田久弥の書いた「日本百名山」という本がきっかけとなり中高年を中心とした登山ブームが続いている。最近では「山ガール」と呼ばれる若い女性にも登山人気が高まっている。紅葉が深まるこれからの季節、下界のことは忘れ自然の素晴らしさを楽しみに山へ足を運ぶ人は多いだろう。
ところで今問題になっているのが、このブームに比例して遭難事故が増加していることだ。そして遭難者の圧倒的多数を占めるのが中高年層である。
ブームに乗ってメディアは登山の楽しさ・魅力ばかり取り上げるのは大いに結構であるが同時に山の怖さや危険性、山にはいろいろなリスクが潜んでいることを発信してもらう必要がある。
私も10代 、20代の頃は山登りに夢中になり、槍ケ岳・穂高岳・剣岳によく行って登山を少しはかじった一人ですが、生意気なことを言わせてもらえば山に入れば臆病になること、そして勇気ある撤退・後退がリスク回避に繋がるのではないかと思います。登山人気も遭難事故がなくなってこそ(大幅に減少してこそ)本当のブームが来たと言えるのではないでしょうか。