1度の差

2013.01.01

新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
ところで最近「1度の差」という話を聞かせて貰いました。
ホテル・ザ・リッツ・カールトン 初代日本支社長の高野登さんの話です。
99度と100度の差は１度ですが、この１線を越えると水は液体の熱いお湯から水蒸気の気体となり、大きな大きな発電機を回す程の物凄いエネルギーを発揮することになると言うことであります。
この1度の差を常に意識するのがリッツ・カールトンの「仕事の流儀」だと言われます。一流と評されるところはやはり、日常の小さなこと目の前の当たり前のことにこれ以上ないと言うほど真剣に取り組んで、お湯を水蒸気に変えてお客さんを感動させてしまうんだなあと改めて深く感じ入った次第であります。
これからは「如何にお客さんを感動させられるか」が勝負の時代と申せます。
今年一年、お客さんの「感動」を目指して巳年にあやかり「粘り強く」チャレンジして参りたいと思います。
どうぞ一層のお引き立てを何卒よろしくお願い申し上げる次第です。

代表取締役　玉西　敏雄