「コップ一杯の節水」

2010.09.03

９月に入りましたが今年の夏はひと際厳しい残暑が長く続きます。

「地球温暖化」のことで、ヒマラヤの雪が溶け出しているとか、
北極海の氷が融け始めているとかさかんに危機が叫ばれておりましても、
こうして身近に異常な暑さを体感するまで時間も場所も
まだまだ何か遠い話としか受け取れませんでした。

以前夏の渇水対策で「一人が一日コップ一杯の水を節約すればしのげる」と
ラジオで聞いたことがあります。

「本当かな？」とその時思いましたが、
やがてそれは実際「一人コップ一杯の水の量」のことではなく、
「節水を一人ひとりが強く意識することで簡単にしのげる」
と言う意味であることに気が付きました。

「コップ一杯の水」の節水を心がける人はコップ一杯に決して止まらず
「バケツ一杯の節水」につながり、
やがてはその広がりが全体として渇水をしのげる節水へと
導かれて行くことなのでありましょう。

何事によらず、一人ひとりが「強く意識」することの重要さを
改めて知らされた次第であります。

当社も「省エネ意識」に止まらず常に「品質管理」を強く意識して
顧客満足の一層の向上に努めて参りたいと思います。

代表取締役　　　玉西　敏雄